Markdown記法の便利な使い方
Markdownはシンプルで読みやすい文章のマークアップ言語です。一般的な要素(見出しやリストなど)のフォーマットは多くの人が知っていますが、いくつかの便利な機能が意外と知られていないことがあります。本記事では、そのような便利な機能をいくつか紹介します。
1. タスクリスト
GitHubのissueやpull requestなどでよく見られる、チェックボックス付きのタスクリストを作成できます。
- [x] タスク1 - [ ] タスク2 - [ ] タスク3
表示例:
- [x] タスク1
- [ ] タスク2
- [ ] タスク3
2. テーブル
シンプルなテーブルを作成することもできます。
| ヘッダ1 | ヘッダ2 | |--------|--------| | コンテンツ1 | コンテンツ2 | | コンテンツ3 | コンテンツ4 |
表示例:
ヘッダ1 | ヘッダ2 |
---|---|
コンテンツ1 | コンテンツ2 |
コンテンツ3 | コンテンツ4 |
3. 水平線
3つ以上のハイフン、アスタリスク、またはアンダースコアを使って水平線を挿入することができます。
---
表示例:
4. エスケープ文字
Markdownの特殊文字をテキストとして表示したい場合は、バックスラッシュ(\
)でエスケープできます。
例: \_underscores\_
表示例: _underscores_
5. 絵文字
GitHubのMarkdownなど、一部のMarkdownエディタでは:emoji_name:
という形式で絵文字を使うことができます。
例: :smile:
表示例 (GitHubでのみ有効): :smile:
6. フットノート
一部のMarkdownエディタや変換ツールでは、脚注やフットノートの機能をサポートしています。
本文の内容[^1] [^1]: これは脚注の内容です。
まとめ
Markdownは基本的なフォーマットだけでなく、様々な便利な機能を持っています。文章の作成や編集時にこれらの機能を活用することで、より洗練されたドキュメントを作成することができます。